国立市内のある学童保育所の庭に大きな穴が掘られていました。
初めはあまり関心がなかったのですが、ある日その狭い庭に
工事の車や職人さんが大勢集まり始めました。
それは庭にあった桜の大木のお引っ越しでした。
学童保育所の目の前に植えられた為、桜が建物にあたるようになってしまったのでしょう。
まだ若い木は、その日の夕方には庭の南側に植え替えられていました。
市内の桜は老木が増える中、こうして桜を大事にしている姿を見ると、
国立らしさを感じ、嬉しくなります。
普段、見過ごしていた一本の桜ですが、これからは少し気にかけながら、
新たな成長を見続けていきたいと思います。
この桜が根付きこんなふうに花を咲かせるのが待ち遠しいです。
去年の国立大学通りの桜です